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建設会社のセールスマンが突然、訪問してきて「近所で工事をしていて、おたくの屋根が見えたのだが、そうとう傷んでいる、無料ですから点検させてください」 「無料の耐震診断です、点検させてください」 などと言って家に上がりこみ、実際にそんな事実がなくても「このままでは雨漏りがする」 「このままでは家が傾く、補強が必要」 「シロアリがたくさんいた」などと嘘を言ったり、偽の写真を見せて不安を煽り、高額な工事契約を結ばせたりする商法です。
この他にも、水道水、ダニ、カビ、などを点検し、「ダニがたくさんいる」と言って、新たな高額商品を買わせます。
これも、契約日から8日以内ならクーリングオフできます。 クーリングオフ期間が過ぎても、悪質な場合は契約を取り消せますので、消費者センターなどに相談を。
被害に遭わないためには、初めての業者は絶対に家に上げないことです、悪質な業者だと、契約するまで家に居座ります。 近所の評判や、知り合いからの紹介など、実績のある業者に頼むのが最も安全です。
特に、高齢者のみの世帯が狙われやすいので、身内の方がこまめに連絡を取ってあげましょう。
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路上で無料の入場券やポスター無料交換券などを配り、絵画、宝石、着物などの展示会などの会場で高額な商品を販売する商法です。
法外に高額な場合が多く、担当者の強引な説得で買わされてしまうケースがほとんどです。
この商法で気をつけないといけないのは、路上で呼び止められ付き添われて会場へ行った場合のみ、キャッチセールスとしてクーリングオフができるということです。 新聞折込のチラシや招待券や無料交換券には「展示即売会」と記載しているので、このような場合には消費者自らの意思で会場へ出向く事になるので、訪問販売にはあたらずクーリングオフができません。
また、ホテルやデパートなどで開催される継続的な展示会では、店舗とみなされクーリングオフできませんが、展示会の開催期間が1〜2日など短期の場合は店舗とみなされずクーリングオフできる場合があります。
また、強引なセールス、悪質なセールスを受けた場合もクーリングオフできる場合もありますので、消費者センターなどに相談を。
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