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「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の占いですが、路上で小さな机を構えて占いをする人に悪徳占い師が増えています。
占いは、長い歴史で培われた統計的な学問ですから、占い師は十分研究、熟知して占っているのが当たり前です。
そして、名前や生年月日を聞くことはありますが、住所や電話番号などを聞くことは考えられません。 もし聞かれたら「おかしい」と感じるべきです。 特に女性などは、うっかり教えてしまうとストーカーまがいの被害を受けることもあります。
また、こちらの質問に対して、つじつまの合わないような説明をしたり、
何かにつけて物を売りつけようとする占い師は、偽占い師か勉強不足の占い師ですから、さっさと見切りをつけるべきです。
中には、仲間を病院に潜り込ませ、重い病気の診断を受けた人を見つけて、路上の仲間に連絡し、待ち構えて「悪い病気が付いている」などと言って二束三文の水晶玉などを売りつける、など手の込んだ事をする者もいます。
宗教団体等などに多く見られる手口として、相談者がよく話していないのに悩みごとや、家族構成を言い当てて信じ込ませ、壷や石塔などを売りつける者もいます。
相談者のことを言い当てられるのは、受付などで会員と相談者が話しているのを別室でカメラや盗聴器を使って見ているからです。
このような被害を防ぐには、その場で結論を出さないで、一旦冷静になって考えて見る家族に相談する、消費者センターなどに相談することです。
業者は「人に話したら効果がなくなる」「急がないと、ますますひどくなる」などと言って脅しましが、これも彼らの手口です。
もし、お金を払ってしまったら詐欺罪で告訴し民事訴訟で金銭返還を求めましょう。
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