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路上で若い女性をターゲットに、美容などのアンケートと称して近くの
サロンへ連れて行き、法外な値段で化粧品や美顔器などを売りつける商法です。
契約するまで返さないという悪質なケースが多いですから軽い気持ちでついて行くことは大変危険です。
この場合は8日以内ならクーリングオフできますが、商品、未使用の場合に限ります。 もし、契約者が未成年者なら、契約には親権者の同意が必要ですから、同意のない契約は本人か法定代理人(親権者)が取り消すことが出来ます。
未成年者の場合は、クーリングオフ期間の8日過ぎていても未成年契約を理由に取り消すことが出来ます。 この場合、仮に使ってしまっていても使用済みの状態で返品しても構いません。 業者は代金や使用料を請求することは出来ません。
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有名なのは消火器の訪問販売です。「消防署の方からきました」と言って、あたかも消防署員のように語ってきます。
語り方も「消防署」は大声で言って、「方から」は小声で言ったりします。
消防署員のような服装をして「消火器の設置が義務付けられました」と言って市価の何倍もの値段で消火器を売りつけます。 また、すでに持っている場合は、消火器拝見と持ちかけ、「これは期限がきれている、いざと言う時使い物にならない」と言って、新しい消火器の購入を勧めてきます。
語り口が巧妙な上に紛らわしい服装なので、ついつい買ってしまうケースが多いようです。 他にも保険職員、電力会社、NTT職員などを装ったケースもあります。
もしその様な、訪問を受けた場合は、身分証明書の提示を求める、その会社に電話をしてみる、(訪問者が示す電話番号ではなく、自分で電話帳などで調べた番号に電話する)などの注意が必要です。 また公的機関の職員が訪問販売をすることは絶対ありません。
万が一契約してしまったら、契約した日から8日以内ならクーリングオフできます。お金を払っていても全額返納されます。 違約金などを支払う必要はありません。 商品も相手負担で引き取ってもらえます。
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